
昨日、当地において舎人親王祭典がおこなわれました。
日本書紀を編纂した舎人親王がこの但沼の地で
薨去(こうきょ)されたという言い伝えがあり、
舎人親王の鎭魂と五穀豊饒への感謝のお祭りがおこなわれます。
この日の但沼は行事が目白押しですが、
朝一番に親王囃子保存会のメンバーが東壽院に来られ、
舎人親王の位牌の前で囃子と踊りが奉納します。
例年は本堂前の境内でおこなわれるのですが、
今年は雨だったので本堂内でのお囃子になりました。
「馬鹿囃子」と呼ばれるひょうきんな音楽に乗って、
ひょっとこがおかめを口説こうとする馬鹿踊りがとてもユニークで、
いつ見ても楽しいです。
これが終わると保存会さんは各所を廻って宣伝し、
祭典関係者は樹齢千年の樟(くすのき)の根っこにある
但沼神社での式典に出席します。
そして午後は子供神輿、大人神輿、演芸大会と続き、
朝から夜まで楽しい1日になります。
毎年10月第2土曜日におこなわれていますので、
ご興味ある方は是非お越しください。
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