9月11日、俳優奥野晃士さん、奏者びやぼん小僧さんによる歴史演談「鉄舟と次郎長」が本堂でおこなわれました。
時は幕末、西郷隆盛を参謀とする薩長軍は江戸攻めの為に東海道を東に向かいます。
そこで徳川慶喜公の命を受けた剣の達人山岡鉄舟は、西郷隆盛と交渉すべく江戸を旅立ちます。
鉄舟居士は街道にいる敵兵を胆力で突破しますが、由比薩捶峠の入口で薩長軍の襲撃を受けてしまい、
一軒の家の玄関を小さく叩きます・・・
SPAC俳優の奥野晃士さんが私心なき鉄舟居士の人物を重厚な語り口で描き出し、
びやぼん小僧さんはギター、三味線、口琴、水道管尺八などの楽器を次々持ち替えて演奏し、
ホーミーや「旅姿三人男」などの歌が臨場感を与えます。
日本の歴史のターニングポイントとも言える出来事がこの清水の地で起こったことに皆さん驚き、
学んだ2時間でした。
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